理化学研究所仁科センターと北海道大学原子核反応データベース研究開発センター(JCPRG)による「RIBF核データの高度利用プロジェクト」は2年目を迎え、その目的である「RIBFで観測・測定した、不安定核ビームを中心とする実験データのデータベース化と、その高度利用に関する研究」をどのように具体化していくかが問われている。
昨年度実施したワークショップでは、不安定核ビームを中心とする実験データのデータベース化をいかに進めていくかという課題とともに、天体核反応データのデータベース化とその評価研究について議論した。
2年目となる本年度は、国内外の核データ活動の現状、特に理化学研究所で実施した実験のデータ採録状況・プロセスを確認し、そこで発生している課題の解決方法について議論する。また、データ提供者、採録者、ユーザという異なる立場にある参加者間での議論を通し、核反応データベースの高度利用に向けた検討を行う。
日付 | 時刻 | セッション名 | タイトル/発表者 |
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12月13日 | 15:00-17:00 | 連携の現状・課題について |
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12月14日 | 10:00-10:40 | 理研の活動 |
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10:40-11:00 | 休憩 | ||
11:00-12:30 | 今後の発展 |
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12:30-13:30 | 昼食 | ||
13:30-15:00 | ディスカッション |
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本ミニワークショップは理化学研究所仁科センター共用促進・産業連携部ミニワークショップとして採択されました。また、理化学研究所仁科センターと北海道大学原子核反応データベース研究開発センター(JCPRG)による共同研究「RIBF核データの高度利用プロジェクト」の一環として開催しました。
理化学研究所でも本セミナー[RIBF-ULIC-miniWS-010]の情報が公開されています。
本ミニワークショップに先立ち、下記RIBF核物理セミナーが開催されました。