仁科センター共用促進・産業連携部ミニワークショップ

不安定核ビーム実験データベースの開発と利用

RIBF ULIC mini-WS

Nuclear reaction database of unstable nuclei beam experiments and its application

理化学研究所仁科センターRIBF棟2階201号室
2012年11月29日

Conference Hall, RIBF Building, RIKEN Nishina Center
Dec. 13-14, 2011


目的

理化学研究所仁科センターと北海道大学原子核反応データベース研究開発センター(JCPRG)による「RIBF核データの高度利用プロジェクト」は3年目を迎え、その目的である「RIBFで観測・測定した、不安定核ビームを中心とする実験データのデータベース化が順調に進んでいる。

昨年度実施したワークショップ(WS)では、不安定核実験のデータベース化の課題への取り組み、理論評価活動を始めとし、利用者側からの意見を踏まえ議論を行った。また、本年度8月に開催したWSでは、核物理研究者、原子力工学研究者、医療物理研究者等の多分野の講演者と共に、核データの測定、理論評価及び利用似ついて現状認識の共有化を行った。

本WSでは、当該プロジェクトの今後の展開の検討を主軸に、国内外の核データ活動の進歩状況を確認し、宇宙核物理、核変換、医療への核データの利用の現状と展開について議論を行う。また、最新のIT技術に関する「知見を共有し」、核データの活用形態に対する応用の可能性について議論を行う。

スケジュール

日付時刻セッション名 タイトル/発表者
11月29日 10:00-10:05 -
  • はじめに
    櫻井博儀
10:05-10:55理研-JCPRG連携の現状と課題について
(座長 加藤幾芳)
10:55-11:45理研での活動報告
(座長 藤本正行)
11:45-13:20休憩
13:20-15:25核データ利用について
(座長 大津秀暁)
15:25-15:40休憩
15:40-16:40ディスカッション (座長 合川正幸)
10:00-10:05 -
  • おわりに
    合川正幸

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世話人

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主催/共催

本ミニワークショップは理化学研究所仁科センター共用促進・産業連携部ミニワークショップとして採択されました。また、理化学研究所仁科センターと北海道大学原子核反応データベース研究開発センター(JCPRG)による共同研究「RIBF核データの高度利用プロジェクト」の一環として開催しました。

理化学研究所でも本セミナー[RIBF-ULIC-miniWS-010]の情報が公開されています。