理化学研究所仁科センターと北海道大学原子核反応データベース研究開発センター(JCPRG)による「RIBF核データの高度利用プロジェクト」は3年目を迎え、その目的である「RIBFで観測・測定した、不安定核ビームを中心とする実験データのデータベース化が順調に進んでいる。
昨年度実施したワークショップ(WS)では、不安定核実験のデータベース化の課題への取り組み、理論評価活動を始めとし、利用者側からの意見を踏まえ議論を行った。また、本年度8月に開催したWSでは、核物理研究者、原子力工学研究者、医療物理研究者等の多分野の講演者と共に、核データの測定、理論評価及び利用似ついて現状認識の共有化を行った。
本WSでは、当該プロジェクトの今後の展開の検討を主軸に、国内外の核データ活動の進歩状況を確認し、宇宙核物理、核変換、医療への核データの利用の現状と展開について議論を行う。また、最新のIT技術に関する「知見を共有し」、核データの活用形態に対する応用の可能性について議論を行う。
日付 | 時刻 | セッション名 | タイトル/発表者 |
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11月29日 | 10:00-10:05 | - |
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10:05-10:55 | 理研-JCPRG連携の現状と課題について
(座長 加藤幾芳) |
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10:55-11:45 | 理研での活動報告
(座長 藤本正行) |
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11:45-13:20 | 休憩 |
13:20-15:25 | 核データ利用について
(座長 大津秀暁) |
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15:25-15:40 | 休憩 | ||
15:40-16:40 | ディスカッション (座長 合川正幸) | 10:00-10:05 | - |
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本ミニワークショップは理化学研究所仁科センター共用促進・産業連携部ミニワークショップとして採択されました。また、理化学研究所仁科センターと北海道大学原子核反応データベース研究開発センター(JCPRG)による共同研究「RIBF核データの高度利用プロジェクト」の一環として開催しました。
理化学研究所でも本セミナー[RIBF-ULIC-miniWS-010]の情報が公開されています。