EXFORは実験核反応データを幅広く収集したデータベースです。
中性子入射核反応データは中性子が発見されて以降のものが系統的に収集されています。
荷電粒子入射核反応データと光核反応データの収集範囲はこれよりやや限定されています。
EXFORには約15,500の実験からのデータが含まれています。
EXFORは
国際核反応データセンターネットワーク (NRDC)
により国際原子力機関(IAEA)の援助のもとで開発されています。
一方、JENDL, ENDF, JEFF, BROND and CENDLはEXFORを基に
それぞれ、
原子力機構核データセンター(JAEA-NDC)、
断面積評価ワーキンググループ (CSWEG)、
NEA合同評価プロジェクト、
ロシア核データセンター (CJD)
及び
中国核データセンター+中国核データ委員会により開発されているものです。